店舗 内装工事(改装工事)のデザイン・設計の費用相場
・小売店(居抜き物件) 200万~300万円 ・美容室やエステサロン (居抜き物件の全面改装) 400万~600万円 ・飲食店(スケルトン物件) 1,200万~1,600万円 |
ジェニュインハウスでは、店舗の照明、用途別に照明設備のご提案をします。
飲食店だけで考えても、明るくカジュアルな印象の店舗もあれば、シックで高級感のある印象の店舗もあります。
この違いを効果的に演出するのが色温度と演色性です。
色温度とは人工の照明、自然光などの光源が発する光の色を表したものです。
照明のもたらす色味は、空間の印象や快適さを大きく左右します。色温度が高いf寒色系の青白い色を発し、低いと暖色系の赤味を帯びた色を発します。
一方、演色性は自然光が物体に当たったときと、照明の光の当たり方を比較したときの色の再現度を示したものです。 たとえば、自然光に近い色の見え方をしている照明ならば、その照明は演色性が高いといえます。
・店舗を効果的に演出する
落着いた大人の店にするのであれば、色温度が高めの青白い照明で、時間がゆっくりと流れるような雰囲気にします。 カジュアルで明るい店舗するときは、色温度を低くして暖色系の照明を設置することで、ご自身が意図する効果的を演出できるでしょう。
また、同じ店舗でもランチ営業とバータイムを設けているところがあると思います。このように営業時間を分けている場合は、切り替えができる照明を採用することで、昼間と夜で異なる雰囲気を演出することができます。
飲食店に限らず、美容室やサロンにも色温度は活用できます。
お客様とはつらつとしたコミュニケーションをとる、美容室などであれば色温度は高めの照明にし、高級感と安らぎが必要なリラクゼーションやサロンでは、色温度を低い照明にする傾向にあります。
お店のコンセプトや雰囲気、お客様の過ごし方に合う照明であることが、店内の居心地の良さにつながります。
・商品の魅力を引き立てる
食事を美味しそうに見せたり、ヘアカラーやネイルの色味をきれいに見せる効果が照明にはあります。
これには照度と演色性が大きく関係してきます。
照度は単純に照明のまぶしさのことです。
lx(ルクス)という単位で表わすことができ、店舗では300~750lx前後がよいとされています。商品を明るく照らすことも重要ですが、あまりにまぶしずぎると消費電力が上がってしまうだけでなく、見え方も平坦になってしまいます。
人間は太陽光の下で見た色が見やすい性質のため、太陽光に近い照明に当てられた物の印象が良くなります。
太陽光に近い照明とは、演色性の高い照明のことを指します。物の色味を実物の通り美しく見せたいときは、演色性に注目して照明を選びましょう。
蛍光灯の下にある食事があまり美味しそうに見えないのは、蛍光灯と太陽光を比較すると演色性が低いからです。
飲食店だけでなく、美容室やサロンでも演色性の低い照明を設置してしまうと、施術後のヘアカラーを正確に把握できないだけでなく、肌色が悪く見えてしまいます。出来栄えを美しく見せるためにも、演色性を無視できません。
・お客様の視線を引き寄せる
照明は照らし方によってお客様の視線を引き寄せる効果があります。
一般的に照明は店舗の全体を照らすように設置されますが、間接照明で反射した光を利用すると辺りが淡く照らしだされます。
間接照明は柔らかな明るさのため、雰囲気づくりで利用されることが多々ありますが、スポットライトのように一点を照らすことで、その商品にお客様は視線を誘導できます。この方法は周りが明るいと効果がありませんので、行うときは全体的に照明をやや暗くしましょう。