補助金・助成金は、申請をする際に注意しておきたいポイントがいくつかあります。誰もが対象となるわけではなく、申請には事業計画や営業計画が必要となるほか、原則後払いであることや、厳しい受給資格の条件があることなど、事前にしっかりと調べておかなければいけません。
補助金・助成金を店舗改装費用に充てたいと考えている場合、とくに注意しておきたいポイント4つを見ていきましょう。
①補助金・助成金は細かいサイクルで創設・廃止される点に注意
補助金・助成金は、状況に応じて頻繁に創設・廃止されます。そのため、前年と同じ補助金・助成金の制度が今年もあるとは限りません。
また、予算の執行状況により、予定よりも早期に申請受付が終了してしまう場合もあるので、注意が必要です。
補助金・助成金の創設は、必ずしも年度の変わり目だけではなく、新型コロナウイルス感染症のまん延防止のための対策による損失などで緊急性が高い場合、年度の途中に臨時で創設されることもあります。
②原則後払い施工後の申請なので、先に支払い分の資金確保が大切
補助金・助成金は、原則後払いの制度です。必要となる費用を事前に用意しなければならないため、改装工事やリニューアルなどの原資にはできません。
先述のとおり、店舗改装はローンを組めないケースが多いため、キャッシュで一括払いができる程度の自己資金が必要になります。
③補助金は事業計画や営業計画が採択されなければいけない
補助金は特定の目的のための制度なので、利用したい補助金の目的にあう事業展開であることが求められます。
採択されなかった場合、補助金による援助が受けられないので、全額自己負担となります。
また、補助金・助成金によっては工事前の申請が必要になるので、書類を作成する段階で本当に利用できるのか入念に確認しましょう。
④助成金は受給資格を満たす必要がある
助成金には受給資格が設定されているため、満たさない事業者は受けられません。受給資格は年度ごとに変更されることが多いので、今年は適格であっても、翌年度には資格の対象外になっていることも多々あります。
利用したい助成金がある場合は、締め切りと受給資格を確認し、利用できるタイミングですみやかに申請するのがおすすめです。
店舗リニューアルのメリットは何ですか?
店舗リニューアルの効果で一番に挙がるのが、集客・売上の増加でしょう。
店舗の外観や内装を一新することで、従来のお客さまや通行人の関心を惹く
ことができます。 加えて、リニューアルオープンの看板などで告知をするこ
とで、新規客の獲得が容易になるでしょう。2022/04/18
お店のリフォーム参考ページ
https://ideal-shop.jp/news/interiorwork/44811/
https://rehome-navi.com/articles/429